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キャリアを積んだ医療人が必要でもある

祖父母は身体も弱く、かかりつけ医師による訪問診察を度々受けていました。
祖父母の気持ちのみならず、家族の心の状態にも気を配って下さり、気持ちが和むことができるひと時でした。
メンタルも強くはなく、疲れを癒すことも大事な役割だと話しに聞きますが、何気ない会話からニーズを読み取り、リハビリの方法であったり、生活の仕方に工夫できる部分があればアドバイスも下さり、常により良い療養生活を考えて下さる姿勢でした。
看護師が一人で訪問するのですが、看護内容は事前に指示を受けて確認しているので安心できます。
ですが祖父母にとってやはり不安はあるようで、家族ができるのは、ベテラン看護師を要望することでした。
その場での適切な判断力、祖父母や家族へのアドバイザーとなる指導力を求めたいので、臨床で十分なキャリアを積んでいるベテラン看護師が必要でした。
だから、研修のために看護師が同行する際には、技術をしっかり学んで習得して欲しい、養成所のような雰囲気を我が家では出すようにしていました。

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